洋菓子のフランセ本店が、表参道に移転リニューアルオープンしました!
フランセ(FRANÇAIS)と言えば、今年創立60年を迎える老舗洋菓子店。
デパ地下では、ミルフィユやハニーシトロンなどが、贈答品としても人気のブランドです。
2018年6月1日にオープンした表参道本店は、東京メトロ表参道駅B3出口から徒歩1分。
創業者の高井二郎さんが、渋谷に洋菓子店をオープンしたのが1957年12月。
当時、青山学院時代の同窓で、フランスに縁のある洋画家の東郷青児氏と親しかった高井氏は、フランスの洋菓子文化を日本に普及させたいという熱い思いを持っていたとのこと。
創業当時から、「ブランデーケーキ」や「ハニーシトロン」が人気を集めたそうです。
東郷清児氏が描いた包装紙の美人画を、覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
1997年、拠点を横浜に移し、横浜元町に路面店をオープン。
そして今年、40年ぶりに、東京の南青山に戻ってきました。
「横濱フランセ」から、「フランセ」にリブランドしたフランセ本店は、
光がふりそそぎ、果実を楽しむことをイメージした、とても明るい雰囲気。
ロゴやパッケージなどは、人気イラストレーターの北澤平祐さんが担当されたそう。
右手に見える併設された喫茶室の窓は、ステンドグラスになっています。
果物や木の実をパイ生地ではさんで楽しむのが、お菓子作りの原点。
その原点に立ち返り、果実を楽しむ感じが、このステンドグラスにも込められているんですね。
フランセ定番のミルフィユも、定番や季節のフルーツが使われています。
このミルフィユから発展させた特別なスイーツが、
フランセ表参道本店だけの限定生菓子「フランセパニエ」。
フランセパニエ 600円(税抜) ドリンクセット1200円(税抜)
サクサクのパイ生地の中に、たっぷりクリームが入ったフランセパニエは、
フランスで修業し、大阪エシレでシェフパティシエをつとめた吉田シェフが作った逸品です。
バレエのスカートを意味する「パニエ」のように幾重にも重なる薄いパイ生地は、
軽くてサクサクで儚くて、口の中でホロホロと崩れていきます。
フランス産バターをたっぷり使ったパイ生地は、feuilletage inverse(フィスタージュ・アンヴェルセ)という逆さ折り込みという手法で作られています。
粉でバターを包むのではなく、バターで粉を包んで織り込むパイ生地のサクサク感、
表面をこんがり焼いたカリカリ感が、本当にたまらない!!
パイ生地に包まれてるたっぷりのクリームは、北海道産の生クリームに、
カスタードクリーム、マスカルポーネチーズを使ったコクがあるけど柔らかい仕上がり。
表面はカリッとして中は繊細なサクサク感、中のクリームも絶品の美味しさ。
かなり大きめサイズだけど、美味しすぎて止まらずペロリと食べてしまいますよー。
イートインは、コーヒーか紅茶とセットで楽しめます。
カットしていない形なら、テイクアウトも可能とのことで、
サクサク感は1日ぐらいは持つとのこと。
お皿に添えられたクリームは、イートインのみのサービスですが、
テイクアウトしてお土産に持って行くのも喜ばれそう。
フランセ表参道店限定の「フランセパニエ」、機会があったらぜひ食べてみて!!
フランセ表参道本店
東京都港区南青山5-6-3メーゾンブランシュⅡ2F
03-6427-2240
11:00~19:00(不定休)