美しい自然と水、幻想的な冬桜が見られる、埼玉県神川町(かみかわまち)で
美味しいモノいっぱいの、大収穫博覧会が開催されています!!
ひと足早く、プレスツアーで神川町を取材して、スローフードを満喫してきました♪
恥ずかしながら、取材に行くまで知らなかった、オーガニックビレッジ『神川』 。
日本武尊(ヤマトタケル)創建として有名な金鑚神社があり、
トリプル有機認定のヤマキ醸造や、あのこだわりの松田マヨネーズのある町で、
地域一丸となって、“オーガニック”や“スローフード”に力を入れている町です。
ツアーで最初に訪れた ヤマキ醸造は、明治35年(1902年)に創業。
昔ながらの自然製法にこだわり、天然水を使い、国産で農薬不使用の原材料にこだわり
味噌、醤油、漬物、豆腐などをつくる老舗の醸造メーカーです。
この日は、献上する御味噌・御醤油の収穫祭と櫂入れ式が
四條司家四十一代當代・四條隆彦氏により執り行われました。
この大きな醤油仕込み樽は、高さ2.3m、直径2.7m、百年前に杉で作られた物だそうです。
厳かな音色の中の櫂入れ式は、日本の「食」と「農」を支え、守り伝える一助になればと
御用蔵の2Fの見学スペースから、一般のお客様も見学できるようになっています。
(11月10日にも開催 ⇒ 11:30~12:30、14:00~15:00 予定)
ヤマキ醸造は日本初の日本・USA・EUのトリプル有機認証を受けています。
御用蔵では、ヤマキ醸造の商品の直売や、喫茶、豆腐懐石の紫水庵なども併設。
この辺りをドライブする時、食の安全に興味のある方、ぜひ立ち寄ってみるといいかも~♪
続いては、この日、神川町のプレゼンテーションが行われる「冬桜の宿 神泉」へ。
途中、車窓から見えた下久保ダムの「神流湖」(かんなこ)が美しい~~
冬桜の宿 神泉 では、神川町観光協会の伊田議一会長にインタビュー。
「関東平野の西端、埼玉県の北西部に位置する神川町(埼玉県児玉郡)は、
良質な水や豊かな自然に恵まれ、都心から身近に訪れることができる自然豊かな町です。
秋には町中がコスモスでいっぱいになり、紅葉が終わると神秘的な冬桜、
伝統的な祭りがあり、金鑚神社や城峯公園、下久保ダム、特産品の梨等が有名です。」とPR。
笑顔が素敵で、お肌もツヤツヤの伊田会長は、なんと78歳!!
この若さは、神川町の美しい自然と空気、水、そして安全な食べ物のおかげなのかも
「ぜひ、一度、神川町にいらしてください。
大収穫博覧会では、神川町の美味しいモノを準備してお待ちしています。」
“海外からも注目される神川町”のトークセッションも開催されました。
米カリフォルニア出身で神川町在住、和食を英語で紹介するレシピ本「ジャパニーズ・ファーム・フード」がベストセラーのナンシー八須さんがコーディネーターとなり
パネラーには、無添加ジャムのカリスマ、ジューン・テイラーさんや
JALの機内誌でも紹介された自然派食材の米国ピザ職人チャーリー・ハロウェルさん
有機栽培自然農法・須賀農場の須賀さんなどが参加。
チャーリーさんもジューンさんも、アグレイアさんも神川町に滞在経験があり
景色の素晴らしさや、食べものの美味しさなどを絶賛。
話は、農薬を使った食べ物の脅威や日本の自給率の低さなどにもおよび
「日本人は、食べ物に対してもう一度目覚める時期がきた!」という事に・・・
食べ物を安く生産するには、農薬や成長促進剤などを使い、効率を上げなくてはならないけど
それは、栄養も低く、コクの無い食べ物を作っているということ。
オーガニックで手間のかかる自然農法のものが、採算のとれる値段で売れる日本になればいい。
なんか、いろいろ考えさせられるけど、本当に大切な事だと思える内容でした。
その後、町の皆さんが用意してくださった「神川町うまいもん試食会」には、
地元食材を使った、安全安心な食べ物がずらりと並びました。
三色おいなりは、うるち米、黒米、うの花 入り。
お野菜の煮物に、豆腐の塩麹漬け、自然薯の薬膳とろろ汁と麦ご飯、生湯葉、ほうば焼き。
ナンシーさんは、みそづけタマゴと須賀さんのレタスサラダ、須賀さんの小松菜おひたしを
ヤマキ醤油などを使って調味したものを、自ら取り分けてくださいました。
ちなみに、このビュッフェで使われた食器も、ナンシーさんが持ち込んだ自家製の焼き物。
一皿目から、お野菜たっぷりいただきました~

自然薯とろろや、とろろ揚げ、菊・柿入り紅白生酢、旬の野菜サラダ三種も美味しい~~
神川名物「つみっこ鍋」は、地元の野菜と小麦粉を使ったお団子
そして、愛情いっぱいに育てられた姫豚 、伊田会長が山からとってきたヒラタケ入り。
これも、何とも言えない美味しさです。
もうお腹いっぱいなのに、ここで伊田会長に卵かけごはんをすすめられ・・・・
伊田さんの作ったお米と、ナンシーさんの御主人が作る卵で卵かけご飯。
最初はヤマキ醤油でいただきつつ、思付きでヤマキの売店にもあった韃靼そば塩をかけてみたら
卵かけご飯の味が、さらに美味しくなってびっくり!!!
食べきれないと思ったけど、美味しいモノは、するっと食べられちゃうね~~~
ちなみに、飲み物も、オーガニックのビールや、神川の水で作った日本酒やお茶など。
〆には、生湯葉と、チーズケーキのような豆腐の塩麹漬け
冬桜にちなみ、さくらのかるかんまんじゅうをいただきました。
やっぱり、お水の美味しいところは、本当に何を食べても美味しい
日帰りなので、この後はあわただしく、冬桜のライトアップを見に城峯公園へ
600本ある冬桜が、紅葉とコラボした幻想的な世界にうっとり~
だけど、この桜、まだまだ咲き始めらしく、
これから寒くなり、満開になったらもっときれいなんですって!
公園の売店には、地元の野菜などが破格の値段で売られていました。
とりあえず、大きな白菜を150円でゲット!
車で来たら、もっと沢山買ったのに~~
都心から、高速に乗れば90分らしいので
今度は、自家用車で遊びに来るぞ~~~
埼玉県児玉郡神川町
花と自然と歴史の町 ⇒ 神川町観光協会HP
神川町では、11月9日、10日には、大収穫博覧会が開かれます。
郷土料理などが振る舞われたり、新鮮野菜や特産品の販売
野菜の収穫体験、松田マヨネーズ工場見学など、町内各地で実施!!
大収穫博覧会in神川町チラシ(表)
大収穫博覧会in神川町チラシ(裏)
問い合わせ先 ヤマキ醸造 TEL 0274-52-7000
また、12月には、オーガニックビレッジ「神川」の魅力を体感できる
一泊二日スローフード体験プレミアムモニターツアーも実施されます。 ⇒ 詳細リンク