日本初のフラン・パティシエの専門店「パケモンテ(PAQUET MONTÉ)」@代々木八幡
フランスでは、どこにでも売っている国民的おやつ「フラン」の専門店『パケモンテ(PAQUET MONTÉ)』が、代々木5丁目にオープンしました。
最寄り駅は、東京メトロ千代田線・代々木公園駅、もしくは小田急代々木八幡駅より徒歩約5分。
同じエリアにある隠れ家的なカフェ『プルミエメ』の姉妹店です。
『プルミエメ』のコンセプトは”ちょっとよそゆきの朝ごはん”ですが、『パケモンテ』も、フランスでは庶民的なおやつ「フラン」を、”ちょっとよそゆきのフラン”にグレードアップしているのだそう。
看板を出さず、ビルの2階でひっそり営業している『プルミエメ』に対し、『パケモンテ』も、知らないと辿り着けないような、少し奥まった場所の一軒家での展開。
よーく見ると、窓にひっそりパケモンテのロゴが見えました。
「パケモンテ」のフランは筒形
中に入ると、ガラスのショーケースの中にはフランや焼き菓子が並んでいます。
その奥には、まさにフランを焼いてる工房が見えました。
フランの歴史は、1399年まで遡るフランスの伝統菓子「フラン・パティシエ」。
タルト⽣地にカスタードのような“フラン液”を流し込んで焼く焼き菓子です。
日本にフラン専門店をオープンするにあたり、シェフパティシエの本田 珠美さんと、プロデューサーの鈴江 恵子さんは、フランスで数えきれないほどのフランを食べ歩いてきたとのこと。
素材を極め、レシピを研究しつくし、試行錯誤の上に誕生した「パケモンテ」のフランは、定番の「バニラ」と季節により登場する限定品、さらには週末に販売されるグルテンフリーの「米粉と玄米粉」というラインナップ。
フランス伝統の三角包み「パケモンテ」
店名の「パケモンテ」というのは、フランスの伝統的なラッピング方法「パケモンテ」からきています。
本場フランスでも、今ではほとんど見られなくなった伝統の三角包み「パケモンテ」。
テイクアウト用のフランを、紙で包んで仕上げる様子は、目の前で見ていると魔法のようで楽しい~♪ テープなどは使わず、紙だけで三角包みに仕上がる様子は必見です。
続いて、三角包みに紐をかけることで、持ち運べるエコロジカルな立体構造の「パケモンテ」が完成。
これ、めちゃくちゃ可愛くないですか?!
お土産にしたら、絶対に喜ばれそう♪
このまま、近くの代々木公園にテイクアウトして楽しむのも良さそうです。
ひと味違うイートインメニューも
店内にあるスタンディングカウンターでは、フランや、アイスやポーチドエッグをトッピングしたイートイン限定メニューも楽しめます。
お天気が良ければ、店外に設置されたベンチで食べるも良さそうです。
イートインで、外はパリサク、中はプルトロのフランをいただいてみました。
本来は筒状のフランを、特別に2種類(左は米粉と玄米粉、右はバニラ)半分ずつにカットしてもらって、フランス流に手づかみでいただきまーす!
まず右側の定番商品「バニラ」は、何層にも重なった生地がパリパリ、サクサクで、バニラビーンズがたっぷりのフラン液は、やわらかくトロトロ~♪
左の「米粉と玄米粉」の生地は、バニラに比べたらザクザクしています。フラン液の方は、グルテンフリーとは思えないリッチなコクがあり、満足感が高い!
バニラ 900円
フラン・パティシエ チョコレート 1,000円〈期間限定・2月末頃まで〉
ほうれん草 1,100円〈期間限定・2月末頃まで〉
フランボワーズ&レモン 1,000円〈期間限定〉
イートインなら、フランの上にアイスクリームをトッピングしたり、お食事系のほうれん草フランには、ポーチドエッグをトッピングしたり、メニューが広がります。
余談ですが、「フラン・パティシエ」の製造過程で生まれる余剰の食材を活用した焼き菓子の販売もありました。これも、公園散歩のお供に良さそうですね。
さらに、2Fにはプライベートな空間でブランチプレートなどを楽しめる、予約限定の個室もあり。
新しいスイーツや手土産を探している方、ぜひ「パケモンテ」をチェックしてみてね!
PAQUET MONTÉ(パケモンテ)
《住所》東京都渋谷区代々木5-38-13
《営業時間》通常10:00-19:00 (イートイン/ドリンクラストオーダー18:00)
《定休日》火曜・水曜(※祝日は営業)
《電話》非設置
《客席》1階スタンディング席6席
《支払方法》キャッシュレス決済
《公式サイト》
https://paquetmonte.suzu-pr.com/
《Instagram》https://www.instagram.com/paquetmonte_tokyo/