囲炉裏を使って焼き上げる肉や鮮魚をメインに、スペインやイタリアの郷土料理が楽しめる「囲炉裏バル カルボ」が、学芸大学前駅そばにオープンします!
オーナーの由利拓也シェフが『日本タパスコンクール』で優勝した時の料理をアレンジした「鮮魚のパリパリ包み揚げ」のサクサク感がたまらない美味しさで感動モノ♪
すでにプレオープンが始まっているので、気になる方はオープン前にぜひ行ってみてね。
お店の場所は、東急東横線の学芸大学駅から徒歩3分ぐらいのビルの2階です。
階段を上がって扉を開けると、明るく清潔感のある店内!
キッチンを囲むカウンター席には、スペインから取り寄せたタイルがあしらわれ、スペイン好きな私の血が騒ぎます(笑)
カウンター席とテーブル席を合わせて29席は、広すぎず狭すぎず、丁度良い印象ですね。
こちらは、中目黒の人気スペイン料理店「Pablo(パブロ)」の姉妹店なのだそう。
「カルボ」という店名は、スペイン語で‵‵炭”を意味する「カルボン」から命名されたそうで、名前の通り、カウンターの中央には囲炉裏と炭が設置されているのが見えました。
この日頂く魚料理の穴子は、すでに囲炉裏に立てかけてあります。
そして、この店の名物料理「ポルケッタ」もスタンバイ中。
まずは、飲み物をいただきます。
プレオープン中のドリンクメニューは、ビール、ウイスキー、サワー、ワインカクテルなど。
季節ごとに変わるという自家製のピューレを使ったサワーをチョイスしました。
本日のまんまサワー(和梨) 650円
自家製の和梨ピューレが爽やかで甘酸っぱくて、女性ウケ抜群の飲みやすさですよ。
???農園のそそり立つバーニャカウダ 980円
その季節ごとに、各地の契約農園の有機野菜が使われているので、新鮮で野菜の味が濃い!
濃厚なバーニャソースが野菜の味を引き立てます。
カウンターでは、じっくり囲炉裏で火を通した穴子の皮目をパリパリに炙り中。
その横で、ボルケッタもイイ感じに焼けています。
穴子の原始焼き ブラータチーズ タプナードソース 1200円
ミルキーなブラータチーズとオリーブを使ったタプナータソースが、皮目を香ばしく焼いた穴子の旨みと合わさり足し算の味わい。
これは白ワインといただきたいな♪
次のお料理は、自家製のレモンチェッロを使ったカルボサワーと一緒にいただきます。
カルボサワー 650円
鮮魚のパリパリ包み揚げ 2plece 700円
カダイブという極細の麵のような物で鮮魚を巻き揚げてあるタパスは、由利シェフがタパスコンクールに出場した時「海老」を包んだそうですが、この日は鯛が包んでありました。
添えられたソースは、マッシュルームとトリュフが使われ、とってもいい香り。
外はどこまでも繊細でサクサクして軽やかで、中の鯛はむっちり~、ソースうまっ。
これ、ホントに好き♪
エストレジャードス 700円
ジャガイモに半熟の目玉焼きが乗ったこの料理は、シェフがスペインで修業中に食べていたスペインの人気ジャンクフードなのだそう。
通称「ぐちゃぽて」と云って、ぐちゃぐちゃに混ぜて食べますよ。
思い出した!!
この料理、スペイン滞在中に現地を案内してくれたコーディネーターのアレハンドロ君が、外食の時に毎日必ず注文していた「ウェボスロトス」だ♪
彼にとってはスペインの“オフクロの味”で、日本で言う“肉じゃが”のような存在だという料理で、お店によって、家庭によって、いろいろなレシピがあるんですって。
由利シェフは、いろいろ試した結果、カリカリのポテトフライと生ハム、半熟卵が一番美味しかったそうで、この組み合わせ。
カリッとしてほくほくのジャガイモのからむ、とろ~り卵黄と生ハムの塩気がいい感じ♪
名物豪快に焼いたハーブ香るポルケッタ
150g1200円、200g1800円、300g2600円
イベリコ豚バラ肉をハーブやスパイスと一緒に巻いたローストポークを、こんがり炭火で焼き上げてあります。
自家製サングリア(赤) 480円
食べやすくカットしてみると、しっかり火は入っているのにシューシ―なローズ色の断面!
とっても柔らかくて、サングリアともよく合います。じっくり炭で焼いたお肉は、適度に脂が落ちて美味しさが凝縮していますね。
このあたりで、〆の甘いものを・・・
本場バスクチーズケーキ 450円
このチーズケーキは、中はほわほわ、プルプルが特徴です。
スペインのバスク地方、サン・セバスティアンにある創業60周年のバル「LaViña(ラヴィーニャ)」で出されるチーズケーキが話題になり、今や世界中に「バスクチーズケーキ」として拡散されている、私も大好きなチーズケーキ。
岩塩とパッションフルーツが使われているので、ワインにも合いそうですね。
棚に並ぶワインボトルに興味津々!
カウンター席から見える食材も美味しそうだわ~♪
次回は囲炉裏の近くに座って、オマール海老や牡蠣を焼いてもらいたいな!!
もちろん、スペインで勉強してきた『スペイン産 白豚』も食べられるので、さっそくINTERPORC(スペイン白豚生産加工者協会)の皆さんにも報告しなくっちゃ♪
カジュアルに飲める、囲炉裏バル「カルボ」には、他のお料理も食べてみたいものがいっぱい!スペインで修業したシェフとも、もっとお話ししてみたいので、本格オープンしたらまた伺います!!
囲炉裏バル カルボ
東京都目黒区鷹番3-17-13 ホワイトウエル鷹番2階
03-6303-2236
12月13日からプレオ分、2020年1月6日(月)グランドオープン
営業時間:15:00~24:00(フート23:00、ドリンク23:30 L.O)
※プレオープン中は17:00回転
定休日:月曜(12月23日と年末年始は休業)